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☆厚生労働省によると、物価の変動などに応じて改定される国民年金の保険料は、ことし4月から、毎月の保険料が、制度開始以来、初めて引き下げられ、80円下がる見通しとなり、長引くデフレを反映した形となっている。
自営業者や学生など、およそ2,000万人が加入する国民年金の保険料は、2年前の物価の変動などを踏まえて毎年4月に改定されている。厚労省によると、ことしの改定では、リーマンショック以降の景気の低迷によって、算定の基準となる2年前の消費者物価指数が過去最大の下落幅になったことなどから、現在、毎月1万5、100円となっている保険料が80円引き下げられる見通しとなった。保険料は、3月までに正式に決定されるが、国民年金の保険料が引き下げられるのは、制度が始まった昭和36年以降、初めてとなる。一方、年金の支給額も物価の下落を受け、4月から、国民年金の場合、40年間保険料を支払った人で、今の6万6、008円から、200円引き下げられる見通しとなっている。(1月8日:NHKより)