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☆昨年12月現在、過去最低の69%を記録した就職内定率。厳しい状況を何とか改善しようと、政府は18日、「卒業前の集中支援」として、各都道府県に設置した「新卒応援ハローワーク」の利用を保護者らに呼びかける文書を送るよう、全国のハローワークに指示した。
今回の保護者らへの文書送付は「(ハローワークは)失業者が行く所というイメージ」を改めるのが狙い。
中小企業は大企業と比べ就職の門戸が広いが、保護者向けセミナーの講師を務める採用コンサルタントによると、就活生の親の多くは売り手市場のバブル期に就職した世代。厳しい就職状況を理解せず、中小企業への就職に反対しがちだという。
厚生労働省は昨年、各労働局などに「大企業のみにこだわらず、幅広い視野を持ち就職活動を行うよう、ご子息へのご指導をお願いいたします」とした保護者向けのモデル文書を配布。同年9月以降、各ハローワークから文書を送ってきたが、依然として就職状況が厳しいため、あらためて送付を呼び掛けた。(1月19日:東京新聞より)