埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

新高齢者医療制度 １年遅れへ

☆厚生労働省は、後期高齢者医療制度を廃止したあとの新たな高齢者医療制度について、有識者会議がまとめた最終案に民主党内や全国知事会などから反対する意見が出ていることから、新制度の開始の時期をこれまでより１年遅らせ、平成２６年３月を目指すことを決めた。

   今の後期高齢者医療制度を廃止したあとの、新たな高齢者医療制度を巡っては、厚労省の有識者会議が、先月、７５歳以上は、サラリーマンに扶養されている人たちなどを除いて、国民健康保険に入るとした最終案をまとめた。これを受けて、厚労省は、通常国会で、法案を成立させ、２年の準備期間を経て、平成２５年３月から新制度を開始するとしていたが、野党側の反対に加え、最終案にある、７０歳から７４歳の医療機関での窓口負担の引き上げに、民主党内からも反対意見が出ている。また、全国知事会なども、国の財政負担が不十分だとして反発している。（１月２３日：ＮＨＫより）