埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

主なサポートエリア|草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市など

社会保険、就業規則、給与計算、各種年金、助成金、創業支援などお気軽にご相談ください。
TEL:048-936-2616(平日午前9時から午後6時)

栗原社会保険労務士事務所

年金未納の主婦救済見直し、総務相「早期に政府案示す」

☆厚生労働相と総務相は25日の閣議後の記者会見で、年金の切り替え忘れにより本来払うべき保険料を納めておらず、無年金となる可能性がある専業主婦を救済するため、1月から厚生労働省が始めた特例措置を見直す考えをそれぞれ示した。

 総務相は「政府の方針案をできるだけ早く示したい」と指摘。一方、厚労相は「この選択肢しかなかったと思っているが、総務省の意見を聞いて検討したい」と制度改善の意向を示した。

 夫がサラリーマンや公務員の妻の専業主婦は夫が転職などで年金資格が変わった場合、自分でも年金を支払うよう資格変更の手続きをしなければならない。ただ、旧社会保険庁が当該者への案内を怠っていたことから、変更を忘れ未納状態になったままの人が最大で百万人いるとされる。

 これを未納と認定すると無年金者が急増してしまう。そこで厚労省は今年1月から、直近2年分の保険料を納めれば未納期間を納付したとみなすことにした。

 しかしこの措置では昨年12月までに未納だったときちんと届け出た人は減額され、未納を放っておいた人が救済されるということになってしまうため、総務省が設置する年金業務監視委員会や、衆院予算委員会で、不公平との批判が出ていた。(2月25日:日本経済新聞より)