埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

☆　「こどもの日」を前に総務省が２日まとめた人口推計によると、４月１日現在の子ども（１５歳未満）の数は前年比９万人減の１，６９３万人で、比較可能な１９５０年以降の最少を更新した。８２年から３０年連続の減少。

　総人口に占める子どもの割合も３７年続けて低下し過去最低の１３・２％。６５歳以上は２３・２％と過去最高となった。

　子どもの内訳は、男の子が８６８万人、女の子は８２５万人。３歳ごとの年齢層別では１２?１４歳が最多の３５９万人で、年齢層が下がるほど少ない。ただ０?２歳は３２５万人と３?５歳を１万人上回り、出生数が戦後最少となった２００５年以降、持ち直したことを反映した。

　しかし２００９年には、女性が生涯に産む子どもの推定数を示す合成特殊出生率の上昇が４年ぶりにストップ。国連人口統計年鑑などによると人口４千万人以上の２６カ国中、日本の子どもの割合はドイツの１３・５％を下回り最低。最高はナイジェリアの４４・３％だった。（５月２日：東京新聞より）