白書によると、65歳以上の高齢者人口は、去年10月現在で過去最高の2,975万人に上っている。
人口全体に占める高齢者の割合は23%で、2060年にはこれが40%に達し、2.5人に1人が65歳以上に、4人に1人が75歳以上になるとしている。
また、1人暮らしの高齢者は、おととしの時点で479万人となり、高齢者の男性は10人に1人が、女性は5人に1人が1人暮らしをしている計算になる。
一方、高齢者が何歳ごろまで仕事をしたいと考えているかを調べたところ、「65歳ぐらいまで」は29%にとどまり、「65歳を超えても働きたい」、「いつまでも働きたい」が、合わせて71%に上った。
しかし、高齢者の就業率は、65歳から69歳で36%、70歳から74歳で23%、75歳以上で8%と推移している。(6月16日:NHKより)