埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

主なサポートエリア|草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市など

社会保険、就業規則、給与計算、各種年金、助成金、創業支援などお気軽にご相談ください。
TEL:048-936-2616(平日午前9時から午後6時)

栗原社会保険労務士事務所

メタボ健診の受診率25% 周知不足、実施態勢強化が課題

☆40?74歳を対象にした2008年度の特定健診、通称「メタボ健診」の受診率は、18政令指定都市の国民健康保険加入者のうち、データが整っていない京都、神戸、広島を除く15政令市の平均で25%にとどまっていることが24日、共同通信の集計で分かった。

 国が掲げた12年度までの目標値は65%だが、08年度は初年度ということで、市町村の取り組みが遅れている実態や実施状況に格差があることが浮き彫りになった。

 特定健診は腹囲や血圧、血糖値などから、心筋梗塞などのリスクが高いメタボリック症候群を早期に発見し、保健指導で医療費を減らす狙いで始まったが、周知不足などから受診率が伸びなかったとみられる。

 受診率が低いと、後期高齢者医療制度への支援金増額などの罰則が科される可能性もあり、今後自治体の多くは実施態勢の強化など受診増に向けた対策が大きな課題となりそうだ。

 政令市の状況をみると、特定健診の受診率は、仙台市の49%が最も高く、唯一4割を超えた。次いで千葉(36%)、さいたま(35%)、新潟(30%)の順。このほかの市はいずれも10?20%台。(6月24日:東京新聞より)