埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

ねんきん特別便 現役にも発送

☆年金記録の問題で、社会保険庁は、誰のものか確認されていない記録の照合作業を進めるため、まだ年金を受け取っていない現役世代の加入者６２００万人に対し、加入記録を知らせて確認を促す「ねんきん特別便」を送る作業を２３日から始めました。

誰のものか確認されていない５０００万件の年金記録のうち、コンピューターを使った照合作業で全体の４割に当たる２０２５万件の持ち主が確認できなかったことから、社会保険庁は、４月と５月に年金の受給者３４００万人に「ねんきん特別便」を送り、過去の加入記録を確認するよう促しています。そして、２３日からはまだ年金を受け取っていない現役世代の加入者６２００万人に特別便を送る作業が始まりました。
　　特別便にはこれまでの年金の加入記録が記されており、社会保険庁では、自分の年金記録にまちがいや加入期間の漏れがないかを確認し、誤りや不明な点があれば、社会保険事務所の窓口または専用ダイヤルに問い合わせるよう呼びかけています。
　　特別便の相談ダイヤルは０５７０ー０５８ー５５５、ＩＰ電話・ＰＨＳからは０３ー６７００ー１１４４です。また、特別便の内容が正しい場合でも、同封されている書類に自宅の電話番号や結婚する前の旧姓などを記入して回答するよう求めています。今回の特別便は、ことし１０月末にかけて順次発送され、企業などに勤めるサラリーマンのうち、およそ半数に当たる２２００万人には勤め先を通じて、それ以外の人には直接自宅にそれぞれ特別便が送られる予定です。一方、これまでの照合作業で、年金記録の持ち主とみられることが確認された１０３０万人には、ことし３月末までに特別便が送られていますが、先月１５日までに「年金記録に訂正がある」と回答した人は全体の２７％に当たる２８２万人にとどまっています。（６月２３日：ＮＨＫより）