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☆厚生労働大臣は、NHKの番組で、年金制度の抜本的な改革について、ことしの5月をめどに基本原則を取りまとめたあとに、国民に対して大規模な意識調査を行い、制度の検討に反映させたいという考えを示した。
年金制度の抜本的な改革をめぐって、政府は、民主党が政権公約に掲げた、▽現在複数に分かれている年金制度の一元化や、▽すべての人が月額で7万円以上の年金を受け取れるようにする「最低保障年金」制度の創設などを踏まえて、ことし5月をめどに基本原則を取りまとめることにしている。これについて、厚生労働大臣は「戦後最大の社会保障の大改革になるので、まず原理原則を提示して、国民の皆さんに意見を聞いて制度設計をし、皆さんが納得できる制度にしたい」と述べ、基本原則を取りまとめたあとに、国民に対して大規模な意識調査を行い、制度の検討に反映させたいという考えを示した。(3月21日:NHKより)