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☆契約の打ち切りなどによっておととし10月以降に仕事を失った非正規雇用の労働者は、全国でおよそ27万人に上ることが厚生労働省の調査でわかった。
厚労省は、景気の悪化に伴う人員削減の計画を把握するため、全国の企業を対象に聞き取り調査を行っている。それによると、おととし10月からことし6月末までに契約を打ち切られて解雇されたり、期間満了で仕事を失ったりする非正規雇用の労働者は、今月18日の時点で26万9、760人に上り、先月よりも7、192人増えた。内訳を見ると、▽派遣労働者が14万8、634人(前月比+1630人)、▽期間従業員が6万2、533人(前月比+2、088人)、▽請負労働者が2万834人(前月比+593人)などとなっている。都道府県別では▽愛知が最も多く4万4、525人、次いで▽東京が1万5、932人、▽長野が1万1、150人、▽静岡が1万1、128人、▽三重が9、231人となっている。また、仕事を失った非正規雇用の労働者で、調査が可能だった12万5、626人のうち、再就職できたのは全体の57.6%に当たる7万2、409人にとどまっている。(3月30日:NHKより)