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栗原社会保険労務士事務所

日本の人口、過去最大の26万人減 1億2,665万人に

☆総務省が7日、住民基本台帳に基づく3月末時点の人口動態調査によると、日本人の総人口は1億2,665万9,683人と、前年同期に比べて26万3,727人減少したと発表した。3年連続で前年を下回り、過去最大の減少数となった。少子高齢化の進展で死亡数が出生数を上回る人口の自然減が初めて20万人を突破。東日本大震災の被災地では県外への人口流出が大幅に増えた。

 人口の大幅な減少の背景にあるのは急速に進む少子高齢化だ。今回の調査では出生数は前年を約2万人下回る104万9,000人と、調査開始以来の最低を更新。この10年で約12万人減少した。一方で死亡数は125万6,000人で過去最高になった。人口の自然減は前年を5万人上回った。

 転出者が転入者を上回ることで生じる「社会減」は5万7,000人にのぼった。

 都道府県別では人口が増えたのは東京都や愛知県などにとどまり、40道府県で減少した。中でも震災の被災地で減少が顕著になっている。福島県の減少数は人口の2.17%にあたる4万4,281人に達し、全国でも最大の減少率を記録。県外に転出する社会減が3万3,980人となった。

 岩手県も1万7,019人の減少となった。

 少子高齢化は人口構成も大きく変えつつある。15?64歳の生産年齢人口の割合は63.3%と前年に比べて0.4ポイント低下。65歳以上の人口比率は23.4%で、この調査では初めて23%台になった。(8月7日:日本経済新聞より)