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栗原社会保険労務士事務所

パワハラ相談5万件超 過去最多

☆全国の労働局に寄せられた「職場でのいじめや嫌がらせ」、いわゆる「パワハラ」の相談は、昨年度初めて5万件を超え、過去最多に上ったことが厚生労働省のまとめで分かった。

厚労省によると、昨年度、全国の労働局で受け付けた労使間のトラブルについての相談は25万4,719件で、前の年に比べて1,624件減った。
相談の内容では、「職場でのいじめや嫌がらせ」、いわゆる「パワハラ」の相談が最も多く5万1,670件で、前の年に比べて5,731件、率にして12.5%増えて過去最多に上った。
次いで、「解雇」に関連する相談が5万1,515件、賃金カットなどの「労働条件の引き下げ」が3万3,955件、「退職勧奨」が2万5,838件となっている。
この相談の受け付けは平成13年度から始まり、23年度までの10年間、解雇に関する相談が最も多くなっていましたが、パワハラの相談が毎年3,000件を超えるペースで増え続け、今回初めて最も多くなった。

 厚労省が去年、全国の企業や団体で働く9,000人を対象に行ったパワハラの実態調査によると、従業員の4人に1人が過去3年間に「パワハラを受けた」と回答している。
誰からパワハラを受けたかについては、複数回答で、上司からが最も多く77.7%を占めたが、先輩から後輩へが15.7%、正社員からパートなど正社員以外へが10.6%、部下から上司へが1.3%などとなっていて、パワハラの形態が多様化していることが明らかになった。(5月31日:NHKより)