埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

アスベストで労災 １０００人超

☆職場でアスベストを吸い込み、肺がんや中皮腫になったとして、昨年度、労災と認定された人は１、０７１人に上り、４年連続で１、０００人を超えたことが、厚生労働省のまとめでわかった。

厚労省によると、職場でアスベストを吸い込んで肺がんや中皮腫などの健康被害を受けたとして、昨年度、労災と認定された人は１、０７１人に上った。これは前の年度より４４人減ったものの、平成１８年度から４年連続で１、０００人を超えた。業種別では、▽アスベストを使った断熱材などを扱う建設業で働いていた人が、半数以上の５４２人、▽アスベストの製造工場など、製造業で働いていた人が４４５人、そして、▽アスベストの運搬など、運輸業の人が２３人などとなっている。また、都道府県別で最も多かったのは、▽東京で１４２人、次いで▽大阪が１０５人、▽兵庫が１０１人、▽神奈川が８１人などとなっている。アスベストは４年前に使用が全面的に禁止されましたが、健康被害が現れるまでに２０年から４０年の潜伏期間があるとされている。（１１月２５日：ＮＨＫより）