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栗原社会保険労務士事務所

「ヒートショック」高齢者は注意を

☆寒さが厳しくなる時期には、高齢者が入浴の際、脱衣所と湯船の温度差で、血圧が急激に変化し、ショック状態になる、いわゆる「ヒートショック」で死亡する事故が相次ぐことから、専門家は、入浴の前に脱衣所を暖めるなどの対策をとるよう呼びかけている。

   厚生労働省によると、高齢者が入浴中に死亡する事故は、年々増加傾向で、去年死亡した高齢者は3、500人余りと、10年前よりおよそ30%増えている。事故の多くは冬に起きていて、脱衣所と湯船の温度差で、血圧が急激に変化し、ショック状態となる、いわゆる「ヒートショック」が原因とみられている。高齢者の健康問題に詳しい、東京都健康長寿医療センター研究所の医師によると、入浴前に寒い脱衣所で服を脱ぐと寒さで血圧が上がり、湯船につかると血管が拡張して血圧が下がるという、血圧の急激な変化が、高齢者の心臓に負担をかけ、ヒートショックにつながるということ。防止策としては、脱衣所への暖房器具の設置や、入浴の前に熱めのシャワーを出して、浴室全体を暖めておくこと、それに、気温が下がる前の時間帯に入浴することが有効だとしている。(12月29日:NHKより)