埼玉県草加市の社会保険労務士事務所です

"年金信頼回復 喫緊の課題"

☆先月発足した日本年金機構の業務を監視するため、総務省に設置された年金業務監視委員会の初会合が開かれ、総務大臣は「年金に対する国民の信頼を回復することは、喫緊の課題だ」と述べた。

　 年金業務監視委員会は、相次いだ不祥事を受けて廃止された社会保険庁に代わって発足した日本年金機構の業務を監視するため、弁護士や公認会計士らが委員となり、総務省に設けられたもの。２３日に開かれた初会合で、総務大臣は「年金記録は国民の国家に対する信頼そのものであり、その信頼を回復することは、喫緊の課題だ」と述べた。また、出席した委員からは「年金業務そのものを客観的に見直すべきだ」といった意見や「反省も必要だが、職員が誇りを持って仕事できる環境を整えるべきだ」といった指摘も出された。委員会では、今後日本年金機構の職員からヒアリングを行うなどして、年金記録の確認作業の進ちょく状況をチェックし、必要に応じて提言などを行うことにしている。（２月２４日：ＮＨＫより）